夏は露出が増える季節ですし、
野外に少し出ただけで日焼け止めをしっかり塗っていても汗で流れてしまったり、
日差しが強いせいですぐ日焼けしてしまいますよね。
気を付けていてもしてしまう日焼け…
日焼けによって皮膚が赤くヒリヒリする時の応急処置と、
日焼けを早めに治すためにやった方が良い方法についてお伝えします。
日焼け後早めに治すために
まず日焼けは、軽い火傷をしてしまったのと同じ状態です。
その為、皮膚の水分がなくなり乾燥してカサカサしています。
火傷と同じ状態なので、治すには多少の時間は必要になります。
しかし何もしないよりは、処置をした方が炎症などが悪化するのを防ぐ事ができます。
◎やっても良い事（むしろやってください！）
・とにかく冷やす！
・クリームや化粧水などで保湿する
・水分補給
◎やってはいけない事
・肌に刺激を与える
（こすったり、叩いたり、ゴシゴシ洗ったり…）
・痛みを我慢する
・しみるのに無理に化粧水などをつける
・お風呂やシャワーなど、熱いお湯での刺激
日焼けした際にはとにかく皮膚を冷やすことが大切です。
氷でも、冷水でも（あまりにも冷たいのはNG^^;)保冷剤でも良いです。
とりあえず冷やして肌のほてりを鎮めることを心掛けましょう。
水分補給は、内側からも外側からもしてください。
外側からは、化粧水などとたっぷりつける。
冷蔵庫などで冷やした冷たい化粧水を使用するのもおすすめです。
日焼けしている状態は体内の水分も不足している場合が多いので、
水やお茶などの水分をこまめに補給するようにしてくださいね。
カフェインが入っているものは、日焼け後の水分不足の場合には避けてください。
※日焼け直後は、なるべく低刺激の化粧水を使用してください。
特に美白効果やビタミンの配合されたものは日焼け直後の肌には
刺激が強いので使わないようにしましょう。
それから、日焼け直後の刺激はNG！ということで、化粧水をコットンで
つけることは避けてください。
コットンの繊維は肌に刺激を与えやすいので、この場合は手で優しく馴染ませてください。
また、日焼けをした際には十分な睡眠を取ることが大切です。
一見日焼けには関係ないように思いますが、日焼けするような場合には
肌だけでなく体も疲れていることが多いです。
なるべく体全体を休ませてあげることが早めに治すためには必要です。
日焼けでヒリヒリする時の対処
日焼けした肌をそのままにしたり、ヒリヒリするのを放っておいたりすると、
人によっては水ぶくれになる可能性があります。
さらに症状がひどい場合には、頭痛がおこったり熱が出たりすることも。
また肌がヒリヒリするような日焼けの症状は、元々色白な人に多いです。
色白だったり皮膚が薄かったりする方は、紫外線の刺激に弱いということが考えられますので、
なるべく直射日光は避け、皮膚がヒリヒリする場合にはすぐに日陰に入るようにしましょう。
基本的にヒリヒリする場合にも、肌の熱を鎮める為冷やすことが第一です。
しかし、あまりにも症状がひどいとお風呂に入ったり普通に生活していても
ヒリヒリしてしまう場合もあります。
我慢できない場合は早めに病院へ行くようにしてください。
化粧水などはヒリヒリしている部分に塗るとしみるかもしれませんが、
クリームや軟膏、薬などを処方してもらえると思うので、それを塗りましょう。
ヒリヒリした状態で放置すると火傷のような跡が残ることも考えられますので、
上にも書いたように、
・冷やす
・保湿する
・水分補給をする
というのは最低限必ず行ってください！
日焼けすると皮膚の水分が失われている状態なので痒みなどが出る場合もあります。
痛かったり痒くなったりで辛いと思いますが、
掻き壊したりするのは傷跡が残る恐れがあるためなるべく避け、
とにかく保湿と保水、処方してもらった薬やクリームで対処するように
心掛けてください。
日焼けを治すにはどんなことに気をつける？
日焼けした皮膚は、シミや皺の原因になります。
日焼けのアフターケアは、日焼けした日だけでなく肌が落ち着くまで続けましょう！
日焼け後すぐは肌が乾燥し弱っている為、
肌の赤みやヒリヒリが落ち着いてきてから美白の為の化粧水やクリームを
使うようにしてくださいね。
肌の赤みが落ち着いてきてから使用する化粧水は、
もちろん普段使用しているものでもかまいませんが
日焼け直後でなければ、日焼け専用のものや、
ビタミンが配合されているものもおすすめです(^^)
お風呂に入る時は、少しぬるめにして、なるべく湯船に浸かるようにしてみてください。
皮膚を柔らかくすると、日焼けで傷んだ古い皮膚が落ちやすくなります。
日焼けから時間が経つと、皮が剥けてきますが、自然に剥けるのはいいのですが、
無理に剥がしたりすることは肌への刺激になるのでしないようにしてくださいね。
ビタミンを摂る
日焼けした時に効果的なのはビタミンを摂取することです。
特に意識して取りたいのがビタミンＡ、Ｃ、Ｅです。
肌のターンオーバーを助けてくれたり、シミや乾燥を抑えてくれます。
◎ビタミンA
レバーに多く含まれています。特に、鶏レバーと豚レバー
他には、うなぎやししゃも、人参、ほうれん草、ニラ、小松菜 など
◎ビタミンC
いちご、キウイフルーツ、レモン、バナナなどのフルーツに多く含まれます。
暑い日には果物だと摂取しやすいかもしれませんね。
他 じゃがいも、さつまいも、ピーマン、海苔、わかめ など
◎ビタミンE
ナッツ類、植物油には多く含まれています。
すじこ、いわし、たらこ、大根の葉、赤ピーマン など
また、抗酸化作用のあるリコピンを含むトマトやピンクグレープフルーツも
摂取することをおすすめします。
アロエエキス
アロエエキスは、日焼けした肌を鎮静化させる効果があります。
アロエエキスの入ったクリームやジェルなどを、
日焼けが気になる部分に塗ってみてください。
日焼け後数日～数週間のケアは、肌のターンオーバーが正常になるように
なるべくビタミンを摂ったり、しっかり睡眠を取ることが大切です。
日焼けしてしまった後でも、日焼け止めは忘れずに！
まとめ
日焼けをしてしまった後の対処は、するのとしないのでは
肌の状態も変わってきます。
火傷と同じ状態ということで、跡やシミなどができないようにするためにも
日焼け直後のケアが大切になります。
日焼けしてしまった時はめんどくさがらずなるべくアフターケア
してあげるように心掛けましょう。
体の内側と外側、両方からのケアを意識してみてくださいね(^^)
最後までお読みいただきありがとうございます。
コメント