冬といったら、みかんですよね~。
子供の頃は良く食べていました。
先日テレビ「ヒルナンデス」でみかんの秘密を紹介していました。
みかんには、そんな効果が?!と言う事があったので是非知って
みかんを食べて欲しいなと思います。
意外と知らない?みかんの事
一般のみかんは温州みかん(うんしゅうみかん)といい
約400年前に鹿児島県長島で誕生したと推定されます。
長島には温州みかん発祥の地という石碑もあるんです。
海外ではSatuma manndarinと呼ばれています。
温州みかんの温州は中国の浙江省の温州の事で、その昔
みかんの産地だった事から、あやかって、その名が付けられたらしいが
中国には温州みかんはないので日本が原産と考えられています。
日本での生産量は年間800万トン。全果物の中で第1位。(平成28年調べ)
1人あたり年間で約30個食べている事になります。
みかんの栄養パワー
実・・・ビタミンC→シミ予防効果が期待されます。シミを作るメラニンを抑える働きがあります。
薄皮とスジ・・・食物繊維→腸内環境改善が期待されます。スジにはアルベドという成分が便秘を解消する効果が期待されます。
皮・・・ノビレチン→花粉症緩和の効果が期待されます。アレルギー症状を緩和する効果が研究で分かっています。
◎みかんの皮を食べるには陳皮(ちんぴ)→みかんの皮を乾燥させた原料の一つです。
七味唐辛子の材料としても使われています。
急須に入れて飲んでも良いんです。
☆最近注目されている成分・・・βクリプトキサンチンという色素→だいだい色している所(皮も同じ色なので入っている)
みかんを食べ過ぎると手が黄色くなったような経験ありませんか?柑皮症といってβクリプトキサンチンなどの色素が皮膚に
沈殿して黄色くなる症状なんです。
病気とはほとんど関係ないので黄色になっても心配しないで下さいね。
☆βクリプトキサンチンには生活習慣病の発症のリスクを減らす可能性が!
みかんに含まれる量(100gあたり)1.8mg
他の果物に含まれるβクリプトサンチンの量(100gあたり)
ぽんかん・・・1.0mg
パパイヤ・・・0.82mg
レモン・・・0.037mg
りんご・・・0.01mg
と、みかんがダントツに入っているのです。
りんごと比べて180倍もあります。
他にも、みかんには、こんな嬉しい効果が!
最新研究で判明!βクリプトキサンチンが糖尿病・脂質異常症の発症リスクを減らす可能性!
脂質異常症とは・・・食べ過ぎや運動不足などにより血中の悪玉コレステロールや中性脂肪が増加する症状。
放置しておくと動脈硬化をおこしやすくなり、心筋梗塞や脳卒中のリスクが高くなる恐れがあります。
突然死や、お腹ぽっこりのメタボリックなども!
静岡県で30~70歳の男女約900人を10年間調査した結果、11月~3月のみかんシーズンにみかんを時々食べる人
毎日3~4個食べる人を比べた時に
2型糖尿病・・・57%
脂質異常症・・・34%発症リスクが低かったという結果が。
冬の間に食べておくとβクリプトキサンチンは体内に長く蓄積されます。
冬にしっかり食べておくと夏でも血液中にβクリプトキサンチンが体の中に結構残っています。
おススメみかんレシピ
βクリプトキサンチンは脂溶性で乳製品の脂肪分と組み合わせると吸収率が高くなる可能性があるので
牛乳・ヨーグルトなどが良いですね。
☆みかんミルク
○牛乳50ml
○プレーンヨーグルト25g
○みかん(皮をむいて)Мサイズ3個
ミキサーに全部入れて45秒混ぜるだけ!(ミキサーにかけても栄養は壊れません。)
おわりに
みかんに、こんなに良い効果があるとは知りませんでした。
季節の物を、その季節に食べる事は体に良いのですね~。
是非みかんを食べて病気回避をしましょう。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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