緊張で顔が赤くなってしまったり、肌荒れで赤くなってしまったり、赤ら顔をコンプレックスに思っている人も多いと思います。
私は肌荒れがひどく、すぐ顔が全体的に赤くなってしまうのでいつもメイクで隠しています。
できればすっぴんでも綺麗な白い肌になりたい!と思い、原因や対策をまとめてみました。
赤ら顔の二つのタイプ
赤ら顔には主に二つのタイプがあります。
一つは、顔の皮膚が薄く、毛細血管が透けて見えることによって赤くなってしまうタイプ。
『毛細血管拡張症』の方がこのタイプで、
毛細血管が激しい寒暖の差や人前に出た時など、神経が緊張することにより拡張します。
もう一つは、ニキビやニキビ跡など、肌が荒れてしまうことで炎症を起こして赤くなってしまうタイプ。
『脂漏性皮膚炎』という皮脂の分泌が多くニキビができやすい方や、乾燥肌でニキビができやすい方などが赤ら顔になりやすいです。
また、アトピーやアレルギーがある方など、肌の弱い方も赤ら顔になってしまうことが多いです。
敏感肌の方は、赤ら顔になりやすい傾向にあるといえます。
また、遺伝によって赤ら顔になってしまうことも。
遺伝での赤ら顔は、年齢とともに落ち着くこともあるようです。
症状が出やすい場所は主に、
鼻、頬、顎、おでこ、目元などです。
赤ら顔の原因
赤ら顔になってしまう主な原因は、
・ストレスや緊張、疲れや体調不良による自律神経の乱れ
・肝機能低下
・血行不良
・自分の肌に合っていないスキンケア
・肌への刺激
・肌の水分量が少ない
・肌を薄くしてしまうスキンケア
・ニキビ跡などの色素沈着
などがあります。
毛細血管が肌から透けて見えてしまうタイプの方は、
寒いところから急に暖かいところへ行くと体温で血管が拡張し、血流がよくなるので、赤ら顔が出やすくなります。
また、緊張した時など、自律神経が不安定になることでも血管が拡張し赤くなります。
肌荒れや炎症タイプの方は、
ピーリングやスクラブなどは、肌を薄くしてしまうので赤ら顔の方はなるべく控えましょう。
クレンジングも肌への負担が大きく赤くなってしまう原因になります。
また、毛穴が開いていると水分が蒸発し肌の水分量が少なくなります。
そのため顔が火照り、顔が赤くなってしまうのです。
飲酒で水分不足になったり、香辛料を取りすぎることも自律神経を刺激するので、毛細血管が拡張する原因になります。
それから、酒さ(皮脂腺増殖症)という皮膚の内部の皮脂腺が異常に増えてくることも原因のひとつです。
赤ら顔の対策、治療
◎まず、絶対に肌に刺激を与えないことを心がけます。
紫外線も赤ら顔には良くないので、直射日光は避け、外出する際は必ず日焼け止めを塗りましょう!
◎自律神経の乱れが原因の場合は、寒暖差による赤ら顔を防ぐため、寒い場所へ行く時は防寒をし、暖かい場所との温度差が出ないように気をつけます。
自律神経が乱れやすいときは、腹式呼吸をすることで自律神経を正常にしましょう。
また、血行をよくする為に湯船にしっかり浸かったり、冷え性を改善することでも症状が改善されます。
◎生活習慣を見直すことも大切で、
十分な睡眠をとり、肌のターンオーバーを正常にしたり、
ビタミンCやビタミンEを積極的に摂るようにしましょう!
辛いものや甘いものもなるべく控えると肌への負担が少なくなります。
◎スキンケアでは、赤ら顔専用の化粧水やクリームもあるので使ってみると良いかもしれません。
シャワーを直接顔に当てて洗ったり、熱すぎるお湯で洗ったり、ゴシゴシと洗顔したりすることは避け、肌に刺激を与えないように気をつけます。
補水や保湿はしっかりとしましょう!
夏場など顔が火照りやすい時は冷たいタオルを顔に当て、熱を冷ますようにすると赤みがおさまります。
◎また、赤ら顔が改善されるまでにどうしても気になる場合にはメイクで赤みをカバーしましょう!
赤みを抑えるには、緑や黄色のコントロールカラーを使用してみてください。
緑のコントロールカラーをニキビ跡などに乗せ、ポンポン馴染ませます。
黄色のコントロールカラーは肌馴染みが良く、肌の色を整えるのに便利です。
ファンデーションやパウダーは、肌への刺激が少ない天然成分のものがおすすめです!
赤ら顔の症状が軽い場合には、スキンケアを見直したり、自分に合った化粧品を使ったりすることで治すこともできます。
また、漢方も効果的です。
自分の力では改善が難しい、症状が重い場合には治療で改善することができます。
レーザー治療、光治療、硬化治療などが効果的です。
色素沈着や血管の拡張は、改善されるまでに時間がかかります。
レーザー治療などの場合は、一回ではあまり効果を感じられないと思いますが、数回治療を受けることで赤みが改善されるようです。
色白な人ほど赤みが目立ちやすくなってしまいますが、紫外線は赤ら顔のみでなく肌への刺激になり良くないので、肌を焼き過ぎるのは避けた方が良いと思います。
赤ら顔は改善されるまでに時間がかかってしまいますが、すっぴんでも赤ら顔を気にせずに生活できるよう、根気強くスキンケアや生活習慣の見直しを続けましょう!
最後までお読みいただきありがとうございます。
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