毎月やってくる月経ですが、いつも同じとは限りませんよね。
私は初めて来てから結構生理不順で若い頃は気にならなかったのですが、20代30代と過ぎて出産も経験し、今は順調に来ていますが、たまに出血が多いと
年齢的にも不安になります。なかなか医者に行くのも・・・でも出血量が多い時の原因は何か。考えられる病気はあるのか。気を付けたい事は何かを
ご紹介します。ご参考になれば幸いです。
原因
生理の期間や出血量は個人差がありますが、平均的な期間は3~7日間とされていて、出血量は大さじ2~紙コップ半分位が平均とされています。
ナプキンを頻繁に替えないとならない程の量がでたり、3日以降も量が多い場合は過多月経の可能性がでてきます。
また反対に量が少ない場合は過少月経の場合があります。
とはいえ、多いから、少ないからと言って病気とは限りません。
私は10代の頃は出血どころか生理が半年来ない時がありましたけど(妊娠はしていませんよ。)20代に入り、すぐに妊娠しましたし、
今は量が多い時もありますが、受診したところ、病気は見つからず、ストレスではないかと言われました。その後量は多い時や少ない時があります。
過多月経と過長月経と過少月経と過短月経はあわせて起こりやすいものです。
●過多月経の原因として考えられるのは
・ホルモンバランスの崩れによる機能性過多月経
・子宮の異常による器質性過多月経
・ストレスによるもの
・貧血気味または貧血のある人
生理の出血は、子宮の内側にある子宮内膜がはがれ落ちたものなので子宮筋腫など子宮内の異常により子宮内膜の範囲が広がると
出血量も増えますしホルモンバランスが崩れて黄体ホルモンの分泌が多くなり過ぎて、子宮内膜が厚くなり出血が増えてしまいます。
他に血液が固まる機能が異常を起こして内科的疾患の可能性も考えられます。
考えられる病気
過多月経が起きている場合は次のような病気が考えられます。
○子宮筋腫・・・子宮に良性の腫瘍ができる病気です。最近では若い女性から成熟期の女性まで大きさを問わず幅広く見られます。過多月経のほかに
生理痛が重くなったり下腹部に圧迫感を感じたり、しこりや貧血、頻尿などの症状が出たりします。
○無排卵性月経・・・30代の多いと言われています。生理が来て出血があっても、ホルモンの分泌に異常をきたし、排卵が起こらない事です。
過多月経のほかにも、生理周期が長いなどの異常が生じることもあります。
○子宮内膜症(子宮内膜増殖症)・・・本来は子宮の内腔にしかないはずの子宮内膜の組織が、卵巣や卵管など子宮内以外のさまざまな場所にできる病気です。
卵巣にできるケースが多いといわれています。発症してもはじめは目立った症状が出ず生理がくる度に痛みが増していきます。
また子宮筋層と呼ばれる筋肉の壁にできる場合には、子宮腺筋症と呼ばれます。
○黄体機能不全・・・排卵前に基礎体温を上げたり子宮内膜を厚い状態を保ってくれる女性の体にとって大切な働きをするホルモンです。
黄体が上手に分泌されないと、黄体ホルモンの量が減ってしまったり、寿命が短くなってしまい正常な生理周期になりにくくなり、妊娠の準備ができなくなる
可能性が出てきてしまいます。
○排卵障害や着床障害といった不妊につながる症状が出てしまう恐れもあるので気を付けたいですね。
気を付けたい事
過多月経は出血が多くなってしまうので、貧血にならないように心掛けましょう。
サプリやレバーやほうれん草、海苔など鉄分豊富な物を取りましょう。
体を冷やさないようにしましょう。特に冬は指先やつま先が冷えるので生姜湯やココアを飲んで体の芯から温めましょう。
ストレスを溜めないように心掛けましょう。女性の体はとてもデリケートなので、ストレスによりホルモンのバランスが崩れやすくなるので
なるべく溜めずに発散できるようにしたいですね。
基礎体温を付けましょう。普段の自分の体を知る事で変化にも気付きやすくなり、病院にかかる事になっても症状を伝えやすくなるので付けておくと
良いと思います。
おわりに
気になる時はすぐに病院にかかりましょう。もし何かの病気になっていたら、早めの受診で早めの対応が出来て、早く改善出来ますから。
病気にならないよう毎日の生活の中で自分の体は気にかけておきたいですね。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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