30代後半になってくると今までは普通だったのに生理の出血量が少なく日数も短くなってきたのは年のせい?
閉経なの?妊娠なの?はあるのでしょうか。妊娠ではない場合自然妊娠出来るのでしょうか?
体も変化してくる年齢なので色々知っておきたいです。
30代後半生理時の出血が少ない原因
30代後半の女性は女性ホルモンが少しずつ減りはじめるので生理が多少乱れたりすることがあります。
●女性ホルモンを出している卵巣が老化してきている可能性・・・卵巣が老化してくると女性ホルモンを上手く出せず、働きも悪くなって、
生理の経血が少なくなったり、日数が短くなったりしてくるのです。
卵巣が冷えるような生活をしていると、30代前半の女性でも、卵巣の老化が早まる危険性が出てくるので気を付けましょう。
また運動不足からくる卵巣の冷えで卵巣を弱らせて老化を早まらせてしまう可能性もあるので、適度な運動を心掛けましょう。
●過度のストレスでホルモンバランスが崩れる。
●更年期可能性・・・30代なのであまりいないかと思いますが更年期もストレスからきたりもしますので気を付けたいですね。
●器質性過少月経・・・子宮に病気があったりすると起こることが多い症状です。子宮内膜症や子宮の発育が十分でなかったりすると起こりやすくなります。
また中絶や流産により、子宮内部に異常が起こったりする場合もあります。
●機能性過少月経・・・排卵後に卵胞が変化して、そこから黄体ホルモンが分泌されることによって妊娠維持の役割をしてくれます。
黄体の機能が低下していると黄体ホルモンが正常に分泌しなくなり子宮内膜が十分な厚さにならず経血の量が少なってしまうのです。
排卵が起こらないのに生理がきてしまう無排卵月経になっている可能性があります。ストレスや過剰なダイエットが原因の可能性も出てくる症状です。
●不正出血の可能性・・・生理ではなく万が一不正出血だとしたら女性特有の子宮がんなど女性機能の癌から起こっている場合もあるので注意しましょう。
閉経?妊娠?
閉経・・・30代後半で閉経は本当に稀なケースだと思います。
だんだん生理の間隔が開いてきて、それに伴い生理の出血量も少なくなることが多いようですが、中には最後の生理が通常の出血量で
その後パッタリと生理がこなくなりそのまま閉経してしまうというケースもあったりします。
また閉経が近づいてきても、経血量が変わらないケースもあったりします。
ということで、閉経は生理生理出血の量よりも生理の間隔を目安に考えた方が良いので閉経が原因の出血量が少ないとは考えにくいと思います。
着床出血・・・一般的に生理開始予定日の1週間前~数日前とされています。受精卵が降りてきて子宮に着床する時に、子宮内膜が
傷ついてしまうことがあり、その時に少し出血が起こる場合があります。その際に少量の出血が起こる場合があるのです。
出血も1日~3日と言う方が多い中、長いと1週間位続いた方もいるほど様々です。
色も様々で薄い色から濃い色と生理の時と変わらなかったりするので判別が難しいです。
私の場合ですと、薄っすら出血があり、色も赤く生理かと思っていたら妊娠してましたし、妊娠していても出血がない時もありました。
と、個人差があるので見極めるには基礎体温を付けておくと分かりやすくなりますよ。
高温期が2週間以上続いている時は妊娠初期症状の1つの可能性が出てきますし、基礎体温が下がった場合は着床出血ではなく生理の可能性が高くなります。
気を付けたいのが生理が始まる予定日の何日か前は高温期が続いているという人もいるので、良く観察して判断をしましょうね。
自然妊娠は可能ですか?
☆無排卵性月経の場合・・・病院では症状の程度に応じてピルや排卵誘発剤や漢方薬を処方してくれます。
妊娠を強く希望される場合には、はじめから排卵誘発剤を使うことも多いです。
ホルモンバランスさえ整ってくれば生理の時の出血量も元に戻ってきて妊娠も可能性も高くなってきますよ。
私は37歳の時妊娠したかと思い産婦人科を受診したところ無排卵性月経だね~と言われ、漢方を処方して頂いて2年位してから妊娠・出産しましたよ。
その後2年後には、さらにもう1回妊娠・出産しました。
☆黄体機能不全の場合・・・基礎体温を見ると分かるのですが高温期が9日以内と短い場合は黄体機能不全の可能性が出てきます。
子宮内膜の厚みが薄いため、受精卵が着床しにくくなり妊娠しづらくなってしまいます。不妊症の原因の1つとされているんですね。
他に黄体ホルモンには子宮の収縮を抑える働きもあり、分泌が少ないことで妊娠したのに流産しやすくなるという危険もあるので
経血が少ないかなと思ったら、まずは基礎体温をつけて、その結果を持って婦人科の先生に見て貰いましょう。
☆卵巣を温める事は妊娠にも良いので、体を中から温めておきましょう。冷えは厳禁です。
おわりに
日ごろの疲れやストレスから出血量が減る事もありますし、何かの病気の可能性もあるので
基礎体温をつけたり、生理の様子を記録しておくのも良いかと思います。
30代後半でも私のように妊娠は可能ですし、妊娠する為には良い睡眠適度な運動、バランスの良い食事を心掛けて
ストレスを溜めないようにしたいですね。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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