当ブログは、アフィリエイトプログラムにより商品をご紹介しています。

洗ってもまだ汚い気がするので正しい手洗いの頻度と方法は?

手を洗っても洗ってもなんだかまだ汚い気がする…。

潔癖症や強迫性障害の方は手洗いに多くの時間を費やし、自分でも異常だとわかっているのに辞められなくてとても辛いですよね。

私は潔癖症がけっこう重度で、毎日手洗いに使う時間がかなり多く、
ひどい時だと一回の手洗いで石鹸をつけて洗う→水で流す、というのを4、5回繰り返してしまいます。

平気で10分、20分洗面台の前にいることもしばしば。

毎日やることもたくさんあるし、手洗いにそんなに時間を使っている場合ではないこともわかっていますし、
なにより自分でも疲れてしまうんですが、汚染の恐怖が勝ってしまいなかなかやめられません。

どうしたら手洗いの回数を減らせるのでしょうか?

スポンサーリンク
  

手洗いと菌について

手洗いは風邪や感染性の胃腸炎などの予防の為にはとても重要なものです。

手洗いをしっかりした方が良い場面は確かにあります。

しかし最初は軽い潔癖症だったのに、手洗いを繰り返すうちに、
外で触れるいろいろなものが汚いと感じてしまい症状がどんどん悪化していってしまうことがあります。

人間の手には、常在菌という善玉菌がいます。

この常在菌がいないと、人間は生きていけません。

そして汚いものに触れた時などに手に付着する菌を通過菌と言います。

汚いものに触れた時にこういった菌が手についてしまい、感染や繁殖をするのではないかと
不安になってしまうのが潔癖症の方の考えだと思うのですが、
もともと人間にある常在菌がこの通過菌を繁殖しにくい環境にしてくれています。

なので通過菌は簡単には繁殖しません。

過剰に手を洗いすぎると、通過菌から守ってくれる常在菌が手からなくなってしまい、
かえって菌が手につきやすくなってしまいます。

手を洗いすぎると、手荒れが起こってしまいますよね。

手荒れをしている方の手は、手荒れしていない方の手に比べ「黄色ブドウ球菌」というものがつきやすくなってしまいます。

この黄色ブドウ球菌は人間の体には少なからずあるものですが、量が多くなると食中毒などを招く可能性があります!

スポンサーリンク

手を守る常在菌を失わず、手荒れのない手でいる為に過剰な手洗いはしない方が良いのです(´・ω・`)

手洗いの頻度

手洗いをすることの効果とは、手についた目に見える汚れや、細菌やウイルスを洗い流せることです。

ではどんな時に手洗いをすれば良いのでしょうか。

基本的に、

*外出から帰宅したとき

*トイレの後

*食事前、調理前

*動物や虫に触れたとき

*掃除やゴミを触ったとき

*咳、くしゃみ、鼻をかんだ時

などに手洗いをします。

他に気をつけた方が良い場面は、

嘔吐物や赤ちゃんの下痢便などを処理した時、公衆トイレを使った時など。

嘔吐物や下痢便は、風邪などの感染の可能性があるので手洗いを必要とする場面です。

潔癖症の症状がひどい方は、少しゴミやほこり、髪の毛などに触れただけでも
その都度手を洗ってしまうことがあると思いますが、基本的には上記以外の時はそこまで菌を気にする必要はなく、
手洗いを控えるようにできれば良いと思います。

上記の時でも、全ての時に過剰に洗う必要はなく、例えばトイレの後ですが、トイレの菌といえば大腸菌などが気になると思います。

大腸菌も手に付着したとしても常在菌によって繁殖することはないのです!

基本的にはとにかく常在菌を失わないようにすることが一番です。

正しい手洗い

まず、指輪やブレスレット、腕時計など手洗いの時には全て外しておきましょう。

1,まずは水で軽く洗い流します。

2,次に手に石鹸やハンドソープなどをつけ、よく泡だてます。

ごしごししっかり手を洗っていれば、自然と泡立ちます☆

3,手の平、手の甲、指の間、親指などをしっかりと洗います。

4,次に手の平で指を立てて指先や爪を洗います。

5,最後に手首も洗います。

6,全て終わったら、流水で泡をしっかり落としましょう。

泡で手を洗う時間は、15秒ほどかけると良いです。

洗いすぎるのは良くありませんが、最低限15秒ほどかけて丁寧に洗うことを心がけるだけでもきちんとした手洗いができます♪

手洗い後に手を拭く為のタオルは、家族などでもあまり使い回すのは良くありません。

できれば一人一枚使う方がより菌の繁殖など少ないと思います。

細菌は1回目の手洗いと2回目の手洗いでは減少します。

しかし3回目以降は2回目とそれほど細菌の数は変わらないので、たくさん手を洗えば良いということではありません。

手が目に見えて汚れていない時は、アルコール除菌をすると感染予防になるので、
風邪の流行る時期などは活用すると良いと思います。

しかし基本的には日常生活レベルの手洗いでは除菌は意識しなくても大丈夫です。

意外と日常生活での汚れくらいなら流水でも十分きれいになります。

目に見える汚れがついているかで判断すれば良いので、見た目に汚れていなければそんなに過剰に手洗いしなくてもOKです♪

おわりに

潔癖症の方はそんな簡単には手洗いを減らすことはできない!と思うと思います。

実際私もまだまだ普通の人のようにさっと手洗いを済ませることができる状態ではありません…。

意外と辛いものですよね。

しかし菌や正しい手洗いのことを少し知識として知っておけば、
少し考え方が変わってくるのではないかな…と思い今回まとめてみました。

いきなり手洗いの回数や時間を減らすのではなく、
少しずつ少ない手洗いでも大丈夫になるように意識していければ良いなと思います。

最後までお読み頂きありがとうございます。

スポンサーリンク

コメント