冬になると受験勉強も追い込みですね。高校受験には課題作文(小論文)がありますね。
都道府県によってはないところもあるみたいですが。
読書感想文と違うので何をどうしたら良いのか分からなかったりしますよね。
家の子供は参考書を購入しましたが、意味が分からないと言っていました;
私も自分の受験の時作文書いたのですが、凄く前の事で忘れてしまい、アドバイスができません。
分からないを少しでも分かりやすくならないかなと調べてみました。
小論文とは
小論文は形式を守って書けばそれだけで合格点になります。
論文とは、論理的に書かれた文章のことです。要は、理由と共に意見や考えが書いてあれば良いのです。
論理とは自分が思ったこと。+理由ですね。
公立高校入試の国語の入試で出される作文は、与えられた文章や表・グラフに対して考えを述べさせられるものです。
高校入試の作文は、感想文ではなく小論文です。小論文は型にはめやすいので、練習すれば書けるようになります。
序文、本文、結論の3つの段落に分けて書くことです。
論理的な文章は「起・承・結」で構成されています。
書く時注意する事
漢字は間違えずに丁寧に書きましょう。
マスから字がはみ出さないようにしましょう。
読点、句読点をしっかり付けましょう。。
「だ・である」調「です・ます」調を一緒にしないで、どちらかに統一しましょう。
「でも、だけど」は「しかし」に「やっぱり」は「やはり」にというように書きましょう。
「事・時・物」は漢字ではなく形式名詞なので、ひらがなで書きましょう。
論文では男女ともに「私」を用います。
原稿用紙の使い方に注意しましょう。
・段落の始めは、1マス空ける。
・1マスに1字ずつ書く。句読点 、。や、かっこ「」も1マスに1つずつ書きましょう。
・行の最初に句読点 、。や閉じかっこ」を書かないで書く時は前の行の最後の文字と一緒に、1マスに書きましょう。
・縦書きの場合は、数字は漢数字(一、二、…)を使いましょう。
原稿用紙の8割以上は埋めましょう。
400字以内と制限されている場合は、400字を越えてしまうと減点の対象になるので気をつけましょう。
「あなたの体験をもとに」という条件を加えている都道府県が多いです。特に体験を盛り込むことが条件になっていない場合でも、2段落で体験談を紹介することで、
1段落で述べた意見が正しいことの証明となるので具体例を書きましょう。都合の良い体験談がなければ創作してもOKです。
体験談のあとに、「このことからも~ということがいえる。」といように、具体例から学んだことを1段落で述べた意見とずれないようにまとめれば完成です。
例えば
環境について
環境と言えば地球温暖化が気になります。温暖化とは、空気中の二酸化炭素が増加して地球全体が温室化している状態のことです。
森林破壊による温暖化も深刻です。
地球温暖化が進むと洪水、酷暑、干ばつ、大型台風など気象状況に様々な影響があると言われています。
近年日本でも起こっているゲリラ豪雨や竜巻なども温暖化の影響と報じられていました。
温暖化を防ぐ為に出来る事をしたいと思いました。
日本で行われているものとしては京都議定書があります。これは、 日本の温暖化対策をまとめたものです。
二酸化炭素の排出の減少エアコンの節電や冷房は1℃高く、暖房は1℃低く設定してみる。
照明を全てLED照明に切り替えてみるのも良い提案ではないでしょうか。。
また、エコカーの利用。森林伐採を減らせるよう紙資源の再利用などを行うと良いのではないでしょうか。
日常的に環境負荷を減らしていけるような仕組みを取り入ていくことが大切となってくるのではないでしょうか。
そうして次の世代に負担をかけずに引き継いでもらいたいです。
まとめ
書きあがったら、先生又は塾の先生に見てもらいましょう。
出来たら何回か練習した方が慣れてきて良いのですが、他の勉強もしなくてはならなくて時間がない!という時は
・「起・承・結」で構成する。
・文法的な誤りがないか確認を。接続詞は重要です。
・文章全体を通して筋が通っているか。を覚えて
本番に臨みましょう。
受験は特に初めての受験は緊張しますよね。
焦らず落ち着いて下さいね。きっと大丈夫です。
合格を祈っています。
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