もうすぐ節分ですね。2016年、2017年、2018年、2019年、2020年と2月3日が節分になります。
稀に2月2日が節分になる日もあります。
子供の時から慣れ親しんでいる豆まき。今年も豆を捲いて福を呼びましょう。
節分とは
節分とは「季節の分かれ目」という意味です。節分という言葉は、「季節を分ける」という意味が含まれていて
「季節の変わり目」という意味になります
古代中国で行われていたものが、文武天皇の頃に日本に伝わり、宮中行事として行われるようになり
それが次第に庶民にも伝わり、節分行事が行われるようになりました。
鬼は外、福は内と声を出しながら福豆(煎り大豆)を撒いて、年齢の数だけ豆を食べて厄除けを行います。
また、地方によって違いますが邪気除けの柊鰯などを飾ります。
節分はいわば冬の最終日で翌日の立春は暦で旧正月になるため、新年の厄払いと無病を願って「いわし」を食べていたので
いわしとヒイラギ(鬼はトゲトゲが痛くて嫌いみたいです)の飾り魔除けとして飾る習慣があります。
豆は炒ったものを使いましょう。
鬼は夜に現れるので、豆まきも夜に行います。寒い季節ですから風邪などひかないよう温かくして
豆まきをしてくださいね。
場所別節分
私は群馬出身なので、地元付近のイベントです。
☆群馬県藤岡市(旧・鬼石町)で毎年ユニークな節分祭が行われています
鬼恋節分祭と言って1992年から行われている節分のお祭りです。
節分祭では「鬼は外」と追い払われてしまう鬼さんたちですが、地名に鬼が付くこの街はそんな鬼さんたちを温かく迎える“鬼トピア”。
1年の無病息災を願って「鬼のとっちゃなげ汁」や甘酒のサービス、鬼とじゃんけんをして負けると景品がもらえる
「鬼とじゃんけん大会」なども開催。
☆鬼鎮神社(埼玉県)の節分祭り
鬼鎮神社の節分祭り
川島地区にある鬼鎮神社は全国でも珍しい「鬼」を祭った神社で、節分祭には「福は内、鬼は内、悪魔外」といい
福豆やみかん、団子などをまきます。
鬼が神様として奉られている、全国でも珍しい神社
鬼鎮神社〔嵐山町・神社仏閣〕
勝負の神として、戦争中は出兵兵士が、今日では合格祈願に受験生がお参りに訪れるようです。
☆鬼怒川温泉(栃木県)の鬼怒川温泉鬼祭
鬼怒川温泉駅前広場
鬼怒川温泉の節分は鬼が皆様をお出迎え。掛け声も「福は内、鬼も内」です。鬼怒川温泉駅前での
大ガラマキ大会や前日鬼怒川温泉旅館協同組合加盟施設にお泊りの方を対象とした豪華賞品が当たる抽選会等を実施。
鬼怒川・川治温泉のメインキャラクターである赤鬼の「キヌちゃん」・青鬼の「カワちゃん」や
旅館の女将さん等による「ガラマキ大会」を催します。
鬼怒川温泉での「鬼」は福を招く鬼とされ、「福はうち、鬼もうち」と掛け声で福袋をまきます。
食べ物
この頃すっかり関東でも定着してきた「恵方巻き」。 節分 に食べると縁起が良いとされていますね。
2017年は北北西・やや右です。
節分の料理として関東の一部の地域にけんちん汁を食べる風習があります。
大根、にんじん、ゴボウ、里芋、こんにゃく、豆腐などを胡麻油で炒めてから出汁を加えて煮込み、
仕上げに醤油で味を調えたすまし汁で地域や地方、家庭によっては味噌仕立て(赤、白)の場合もあるようです。
元々は精進料理なので、肉などは使わずに出汁も鰹節や煮干ではなく、昆布と椎茸から取ったものを
使ったようですが、家では祖母の時からお肉入れています。
まとめ
いかがでしょうか。
家も毎年掃除覚悟で豆まきして年の分だけ豆を食べています。
お子さんがいる方は寒いけれどイベントなどに参加したり、もちろん、お家でも豆まきをして
厄を落とし副を呼んで美味しい物を食べて素敵な年にしてくださいね。
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