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夏場のお弁当を菌から守りましょう今日からできる対策と注意&便利グッズ

湿気の多い梅雨や気温の高い夏場のお弁当、食材が傷むことや、食中毒などが気になりますよね。

学校や職場によっては冷蔵庫や冷房もなく、常温で4~5時間ほど放置しなくてはならない状況になると思います。

食中毒を出さない為にも、細菌の繁殖を抑える対策をとりましょう。

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細菌の繁殖・殺菌や抗菌について

雑菌やカビは、暑さや湿気を好みます。

菌が最も繁殖する温度は30~40℃。
35℃でもっとも活動的になります。

暑い季節の室内にお弁当を置いておくのはとても危険です。

そのため、お弁当をお昼まで持たせるには菌の繁殖を抑えるか、菌を死滅させる必要があります。

食材となると基本的に抗菌ということになると思います。

□殺菌…細菌、特に病原菌や微生物などを死滅させること。
病原菌を除去したり、食品の鮮度を保持したりすることが目的。

□抗菌…細菌の増殖を阻止したり、繁殖を抑制したりすること。

私の職場も冷蔵庫はないですし、冷房の効きも悪く暑い室内にお弁当を置いているので少し心配ですが、しっかりと対策を取っていれば食中毒は防止できます。

調理段階で気をつけること

細菌は水分を好みます。
水分が多いと、菌が繁殖しやすいということですね。

その為、夏場は生野菜や生の果物はできるだけ避けましょう。

またお米なども、冷まさずお弁当箱に詰めて蓋をしてしまうと、水分が出てきます。

お米に限らず、お弁当に詰める際には冷ましてから蓋を閉めるよう心がけましょう!

冷蔵庫にお弁当を入れておく際も、十分冷ましてからにしましょう。

▼前日の夕飯のおかずを入れる場合

前日の夕飯の残り物をお弁当に入れることもあると思います。

基本的に夏場は時間が経ってしまうと、細菌がついてしまう可能性があります。

その為お弁当箱に詰める前に電子レンジで再加熱することをおすすめします。

▼冷凍のおかず

最近は自然解凍で食べられる冷凍食品なども多く出てきましたね。

自然解凍の冷凍食品は、保冷剤の代わりにもなるのでおすすめです!

しかし、自分で調理したものを冷凍してお弁当に入れることはあまりおすすめしません;;

火を通しているとはいえ、自然解凍用に作られた冷凍食品と違い、解凍される際に水分が出てしまうことがおすすめできない理由です。

▼ごはんに素手で触らないようにする

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手にはもともと細菌が多い為、おにぎりなどを作る際は素手は避け、
ラップやビニール手袋を使うと良いと思います。

▼味付けは濃いめにする

塩には殺菌、抗菌効果があるので、調理の際には塩気を加えると良いと言われています。

濃いめとは言っても、濃すぎるのは体に良くないのでNG!
適度に、普段より少し濃いめくらいを意識してみてください。

▼加工食品も再度加熱

一度火を通してある加工食品も、お弁当箱に詰める前には再度加熱することをおすすめします。

お弁当に向いているのは、焼いたもの、揚げ物、炒め物などとにかく加熱することが大切です。

また、ご飯を炊くときに酢を混ぜるのも抗菌効果が期待できます。

味付けとして酢を用いるのも良いですね。

お弁当を腐らせない為の対策・食材

お弁当は直射日光、高温多湿をなるべく避けましょう。

夏場はお弁当にはなるべく入れない方が良いものはこちら↓

・生の野菜、生の果物

水分を多く含む為

・混ぜご飯、丼物

調味料を加えて味付けしたご飯は腐りやすくなる為。

ふりかけやゆかり、海苔などは、乾物なので大丈夫です。

・漬物

こちらも水分が多いのでできれば避けましょう

・マヨネーズやタルタルソース

・芋類

マヨネーズと芋類の組み合わせであるポテサラや、マヨネーズを使っているマカロニサラダなどは夏場のお弁当には向いていません。

・半熟卵

卵を使う際には、充分に加熱することが重要です。
生の卵は食中毒の原因に!

基本的にお弁当には新鮮な食材を使うようにしましょう!

逆に使った方が良い食材は、

・梅干し
・酢
・生姜
・わさび
・からし

など。
これらは抗菌、殺菌効果があるので、ごはんに混ぜたり、味付けで使うと良いと思います。

▼その他対策

・お弁当箱はしっかり殺菌

お弁当箱を洗った後は、熱湯消毒や漂白剤につけて殺菌しましょう。

淵や溝になっている部分も清潔に保ちましょう!

最後はしっかりと乾かします。

・抗菌シート

お弁当箱の上に抗菌シートを置きます。わさびなどの成分が入っていて、菌の繁殖を抑える効果があります。

・保冷剤や保冷バッグを使う

保冷剤をお弁当箱の上に乗せ、さらに保冷バッグに入れると良いですね。

私もやっていますが、お昼頃でも冷たいのでけっこうもちます。
保冷剤は2~3個ほど入れています。

・保冷のお弁当箱

蓋部分に保冷剤のような効果があるお弁当箱もあるらしいです!

これなら保冷剤を入れなくてもそのまま保冷バッグに入れたり、包むだけでも大丈夫そうですね。

・果物を持っていく際には、ご飯やおかずとは別の入れ物に。

さらに生の果物はあまり入れない方が良いので、果物を持っていく際は凍らせてみてください。
冷凍できるパイナップルやメロン、オレンジなどがおすすめです。

お弁当の上に乗せれば保冷剤のような効果もあります。

しかし基本的には夏場は果物は良くないので、ドライフルーツなどにするのも良いと思います。

まとめ

基本的に気をつけることは、

・水分があまりでないようにすること

・抗菌、殺菌の徹底

・保冷剤や保冷バッグに入れ高温を避ける

・食材は新鮮なものを使い、加熱をしっかりする

など。意識してみてください。

菌は65℃以上では生きていられないので、加熱は効果的です。

しっかりと火を通して殺菌しましょう。

これらの対策を取って、食中毒を防ぎましょう!
抗菌シートや保冷剤などは100円ショップにもあるので気軽に使用できます(^^)

最後までお読みいただきありがとうございました。

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